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労働の解放をめざす労働者党機関紙『海つばめ』

◆隔週日曜日発行/A3版2ページ
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郵政民営化の中で何が起きているのか?
郵政労働者は告発する!

■民営化の嵐の中で最大の御用組合の登場――JPU臨時全国大会議案批判
■郵政民営化――今、職場では/郵政現場からの報告
■恐竜化か、リリパット化か――郵政民営化のジレンマ
■西川善文著『挑戦――日本郵政が目指すもの』/民営化に賭けるトップの本音


憲法改悪と
いかに闘うか?


■改憲に執念燃やす安倍――「国民の自主憲法」幻想を打ち破れ
■労働者は改憲策動といかに闘うか
■国民投票法をどう考えるか
■安倍の「美しい国」幻想――憲法改定にかける野望


本書は何よりも論戦の書であり、その刊行は日和見主義との闘いの一環である。
マルクスが『資本論』で書いていることの本当の意味と内容を知り、その理解を深めるうえでも、さらに『資本論』の解釈をめぐるいくつかの係争問題を解決するうえでも助けとなるだろう。


全国社研社刊、B6判271頁
定価2千円+税・送料290円
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「不破哲三の“唯物史観”と『資本論』曲解』(林 紘義著)」紹介(『海つばめ』第1048号)


全国社研社刊、B6判384頁
定価2千円+税・送料290円
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「天皇制を根底的に論じる『女帝もいらない 天皇制の廃絶を』(林 紘義著)」(『海つばめ』第989号)他

理論誌『プロメテウス』第54号
2010年10月(定価800円)

《特集》菅民主党のイデオロギーと“体質”
・神野直彦の思想と理論――菅直人のブレインは「曲学阿世の徒」
・原則なき寄せ集め政党――顕現するブルジョア的“体質”
反動的な「文化」の擁護に帰着――レヴィ=ストロースの「文化相対主義」批判


 
 
 教育のこれから
   「ゆとり」から「競争」
   そして「愛国教育」で
   いいのか
 林紘義 著 7月1日発売

  (全国社研社刊、定価2千円+税)
  お申し込みは、全国社研社
  または各支部・会員まで。
  メールでの申し込みも可能です。

まかり通る「偏向教育」、「つくる会」の策動、教育基本法改悪の動きの中で、“教育”とは何であり、いかに行われるべきかを、問いかける。  


 第一章  
教育基本法改悪案の出発点、
森の「教育改革策動」
 第二章  
破綻する「ゆとり」教育の幻想
 第三章  
“朝令暮改”の文科省、
「ゆとり」から「競争原理」へ
 第四章  
ペテンの検定制度と「つくる会」の教科書
 第五章  
歴史的評価なく詭弁とすりかえ
つくる会教科書(06年)の具体的検証
 第六章  
日の丸・君が代の強制と
石原都政の悪行の数々
 第七章  
憲法改悪の“露払い”、教基法改悪策動

●1347号 2019年3月10日
【一面トップ】労働者の国際主義への裏切りだ――米朝首脳会談と日本共産党の立場
【1面サブ】全国で前進する選挙闘争⑧ 東京――首都で、天皇タブーに挑戦する岩瀬さん
【コラム】飛耳長目
【二面〈主張〉】アホの一つ覚え――志位またもや野党共闘幻想
【二面トップ】2%100万票獲得をめざして――疾走する吉村候補(比例特定枠)
【二面囲み】参院選闘争勝利に向けて――テーマ別に小パンフシリーズ刊行

※『海つばめ』PDF版見本

【1面トップ】

労働者の国際主義への裏切りだ
米朝首脳会談と日本共産党の立場

 自国の国民をだまし、抑圧することしか知らない米朝の悪党指導者の狐とタヌキの化かし合いのような会談は、とりあえずどんな合意に達することもなく失敗に終わりました。自国ファーストを妄執のように追求する連中の会談が、そんなものにしかならないのは当然です。そんな会談を昨年の6月、「米朝対立から会話へ――世界平和に貢献する歴史の転換点」(赤旗18年6月13日号)などと手放しに、最大限の言葉で評価し、ほめたたえ、幻想をあおった共産党の愚昧さとナンセンスと裏切り行為は余りに際立っています。

 トランプと金という二人の独裁者は、会談の最初からもう対立し、最後まで合意に達しなかったということです。

 金は金で、トランプは一部の核施設の廃棄だけで、全面的な封鎖解除に合意すると読み違え、トランプはトランプで、金は経済封鎖解除を強く望んでいるからまじめに核廃棄に応じるだろうと甘く考え、二人とも相手の手の内を読み間違えていたのですから、二人とも大した政治家ではなく、利口そうに見えて少しも賢明でないことを暴露したのです。

 そもそも我々が強調して来たように、北の核兵器などというものは世界政治に占める重要性から言えば本当にどうでもいいようなコケ脅しでしかなく、そんなものを「国難」だといいはやすのは、安倍政権のようなそんな大騒ぎによって政権基盤を強めようといった、〝腹に一物持つ〟悪徳政治家だけです。

 現代の高度資本主義の世界もまた、今なお大資本とその国家による、世界覇権と帝国主義の世界であって、1990年前後の〝共産主義〟圏のソ連邦の解体と共産党権力の崩壊によって、世界は今やいくつかの巨大帝国主義の国家や勢力が対立し、争う新しい帝国主義の時代に突入したのです。

 現代の世界政治を分析し、評価し、理解するのに、この視点を欠くなら、正しい情勢分析と判断に――したがって正しい実践的結論に――到達できないのです。

 日本のプチブル化し、ブルジョア的に堕落さえ遂げてしまった日本共産党は、今や一切の原則を投げ捨て、大資本やその国家主義、帝国主義との闘いを放棄し、それを観念的な平和闘争や彼らの相互会話による核廃棄や麗しい協調によって、世界平和なるものが実現するかの幻想をまき散らしています。彼らのトランプや金らに対する信頼と幻想は途方もなく大きく、核兵器に対する反対を貫くためには、トランプ政権や金王朝を打倒し、一掃しなくてはならないという観念とは一切無縁です。

 昨年6月の米朝首脳会談の後、赤旗は次のような幻想をまき散らしていなかったでしょうか。

 「最も重要なことは、長年、対立を続けてきた両国が対話の道に踏み切ったことです。米朝両国は今回、朝鮮半島の非核化と平和体制の構築に向けた共同声明に署名した以上、その履行に対する責任を負うことになりました。粘り強い対話と交渉が期待されます。

 また、日本や韓国、中国といった関係国を始めとする国際社会の支持も不可欠です。無数の努力の先に、朝鮮半島の非核化という世界史的な課題の実現があります」(赤旗同)

 ありとあらゆる幻想と、意識的、無意識的虚偽とでたらめの羅列以外ない空虚な言葉の行列です。

 トランプと金が昨年6月に「踏み切った」のは、まじめな「対話の道」ではなくて、いかにして相手を出し抜いて自己の権力を固めるために、自国に、自分に得な獲物を少しでも多く獲得するかという自己ファーストの実現からであり、国家エゴに凝り固まった米朝の悪党政治家二人の駆け引きとソロバン勘定だけからであり、今回もそうでした。

 共同声明に署名したといっても、彼らはそれにどんな「責任も負わ」なかったし、また負うべきという良き意思も皆無でした。

 今後も「粘り強い対話と交渉が続く」かどうかは知りませんが、仮に続いたとしても、ろくな成果が期待できないことは確かでしょう。というのは、彼らは自分の言うことにどんな責任も自覚していないからです。彼らが「責任を負っている」などと考えていないのは,安倍がアベノミクスにどんな責任も感じていないのと同様です。

 つまり志位らはトランプや金といった国家主義や専制主義の悪党政治家たちを信用し、信頼せよと世界の、したがってまたアメリカや北朝鮮の労働者・働く者にお説教しているも同然です。

 要するに、志位らが事実上やっていることは、まさに世界の労働者・働く者のあまりに明白な敵である、アメリカ帝国主義の大頭目であり、自国ファーストの権化と半ファシストのトランプの美化であり、専制主義の化身である金王朝の悪党たちへの賛歌であり、安倍も含めた世界中の支配階級や支配的政治家たちへの屈服であり、追随です。

 彼らのやっていることは、米中の首脳会談へのピント外れの評価や位置づけだけ取ってみても、世界中の、したがってまた日本の労働者・働く者に対する、これ以上の裏切りであることは明白です。

 大資本の支配する世界に対して限りなく屈従していく政党は、「後ろのお山に捨てる」しかありません。

 来るべき参院選で、こんなにも腐敗した、ろくでもない、醜悪政党を圧倒し、その死命を制しましょう。

 我々は1300号紙上で、真実の国際主義について次のように書きました。

 「米国や北朝鮮や中国の労働者が、そして多くの国家の労働者、勤労者がいまだそうした立場に移っておらず、トランプや中国共産党や王朝を支持しているように見えても、我々が自らの義務を果たすのを妨げる理由にはならない、というのは、我々がまず労働者の国際主義的立場、世界の労働者は――米国は当然としても、北朝鮮や中国の労働者さえとも――みな同胞であって、対立し、殺し合うようなことは決してないし、あってはならないという立場に立ち、そんな殺し合いを扇動する、自国の国家主義、軍国主義の勢力や、安倍政権と闘うことによって、北朝鮮や中国のそして米国や欧州やアジアの、全世界の労働者に、断固たる闘いの方向を指し示し、励まし、そうした方向に押しやることができるからである。」

   

【1面サブ】

全国で前進する選挙闘争⑧東京――首都で、天皇タブーに挑戦する岩瀬さん

 岩瀬さんと「応援する会」は、2月4日の記者会見を皮切りに、11日には建国記念の日に反対する護憲派の集会参加者に向けて、労働者党の「憲法改定草案」をアピール。護憲派の憲法観の限界を突き、強まる国家主義や天皇の政治利用との闘いの方向を明確に打ち出し、注目されました。

 2月27日の東京地裁・選挙供託金違憲訴訟(宇都宮健児弁護団長)にも4名で『海つばめ』を配布。供託金廃止に向けて闘う仲間を励まし、裁判を傍聴(この日結審して参院選真近の5月24日判決公判)。

 遅れたスタートになりましたが、東京も急ピッチで体制を整えつつあります。

 宣伝カーは、一昨年の神奈川あくつ選挙で使用したものを譲ってもらったものの、駐車場の契約は大都市の土地所有者の政治意識を代弁する不動産業者の壁を簡単に崩せず悪戦苦闘しましたが、中央事務所と同じ区内に確保できました。

 候補者パンフは、憲法タブー、天皇タブーに挑戦する「改憲草案」を軸に、差別労働・長時間労働・搾取労働の一掃、介護問題を共同体原理で解決を、の三点に焦点を絞り、ほぼ完成。

 3月からは街頭宣伝も開始しようと、弁士ノボリ旗とゼッケン(真夏の本番を想定して黄色のメッシュ地)を準備。街宣第一弾として3月4日には総勢7名でJR目黒駅前で、小雨降るあいにくの空模様でしたが、夕方5時半から1時間半、元気一杯の宣伝活動を行ないました。

 岩瀬さんの演説は、東京でも関心が強い沖縄県民投票の結果を踏まえた訴えが中心でした。沖縄の民意は、安倍政権の「これ(辺野古移設)しかない」への痛烈な批判であり、鳩山民主党政権時代の〝悪夢〟が今も続いている現実の拒絶である、玉城知事の申し入れに「結果を真摯に受け止める」と口先ばかりで新基地建設突進の安倍政権は許せない、流動化する世界情勢の中で軍事戦略上地上基地は時代遅れであり、米軍が居座わるのは日米地位協定に守られ、日本政府があれもこれもと便宜をはかっているからであり、安倍は米軍基地の縮小・撤去に無為無能で開き直っている、などと糾弾した後、頼りにならない野党に代わる労働者党への支持を訴えました。

 続いて「応援する会」の坂井さんは、日本の労働者は5600万もいるのに労組に組織されている労働者は1千万、組織率は18%を切っている、労働者の声を代表するとされる連合が支持する国民民主党や立憲民主党は、差別待遇に苦しむ女性労働者や2千万人の非正規労働者の切実な声に応えることには及び腰だ、労働者の声や要求を本当に代表する政党が今こそ必要であり労働者党は誕生した、

参院選に全国で10人の候補者を立てて参加する、と紹介しました。

 実は、「応援する会」の正式発足は3月10日。急遽決めた発会の集いですが、

読者やカンパを寄せていただいた方々に呼びかけている真っ最中です。

 毎回私たちの宣伝活動に応えていただいている宮崎さん(世田谷区で『資本論』を読む会を主宰)はやる気満々。学習会参加者やメーリングリストに、労働者党選挙への支援呼びかけや情報提供を頻繁にやってくれています。

 大手印刷会社の労働者からは〝貧者の一灯〟が昨年に続いて寄せられ、お礼の電話をすると、「こんなことぐらいしか出来ないが、本番では選挙ポスター貼りの手伝いをする」と約束してくれ、台東区在住の労働者は、「記者会見の記事を見て支援したいと思った」と、わざわざ岩瀬さんを訪ね、発会の集い参加を約束してくれました。池袋の「『資本論』を読む会」では、「改憲草案」の掲載された『海つばめ』を配布したところ、「9条守れよりも、こっちの方がインパクトがある」「身分差別の象徴を残していることがおかしい」と好意的でした。

 読者の皆さん!労働者の健全な批判精神を信頼し、一緒に大きな成果を勝ち取りましょう。(YS)


【飛耳長目】

★今年は、「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」(略称「候補者男女均等法)が施行されて初めて統一地方選挙、参議院選挙が行われる年だ。この法律は、国や地方の議会で女性議員を増やすために、「政党・政治団体に対して男女の候補者の数ができる限り均等となること」を求めている。超党派の議員立法で法案が提出され、昨年5月の参議院本会議で全会一致で可決された★この法律の目的としているのは、国や自治体における政策の立案に男女が共同して参画していくべきで、その第一歩として候補者の男女均等をめざすというものだ★女性の政治への進出は大いに結構なことだ。だが、女性の議員が増えれば、それだけで、政治が良くなるというのはトンチンカンで、筋違いも甚だしい。女性の願いは「平和と生活」というのは、社民や共産党の持ち込んだドグマだ。女性だからといってそうでないことは、例えば安倍の子分である右翼反動派の稲田元防衛庁長官らを見ても明らかだ★政治において問題は男女の区別ではなく階級的、政治的立場である。政治的評価に関しては、女性であろうが男性であろうが性別に区別はない。法律で候補者の男女均等を実現することが政治をよくすることではない。男女均等をいうのなら、女性ゆえの働く現場における差別をまずなくしていくべきだ。こうした中から働く女性の政治への進出も促進される。(T)

   

【主張】

アホの一つ覚え
志位またもや野党共闘幻想

 志位共産党が相も変わらず、「野党共闘による参院選勝利」を叫んでいる。

 一昨年秋に、野党共闘を叫んで安倍自民党に完敗したことを忘れたかである。当時の民進党が割れて、前原の指揮のもと半分が小池新党に走って、結果として安倍に再度名を成さしめ、崩壊寸前の安倍政権を救ったのである。

 共産党自身結局野党共闘のかけらすらも組織することができず、自らの野党共闘の原則――ヒフティヒフティの共闘でなくては結ばない云々――も投げ捨てて立憲民主党を無条件で支持しただけであった。

 結果として共産党は比例区で600万票を800万票に増やすという夢敗れて反対に160万票を減らし、議席も21から12まで半減させたのである。誰が見ても大敗なのに、志位は参院選を目前にして、現実の経験から何も学ばず、性懲りもなくまたまた比例区850万の目標を掲げて勝利を目指すという。

 その野党共闘にいくらかでも展望があればまだしも、立憲民主党は国民民主党との共闘にさえ消極的である。仮に旧民進(元は政権を握った途端に破産した、悪名高い民主党でもある)の2党の共闘が成立したとしても、共産党は仲間外れにされ、17総選挙の時と同様に、立憲民主党などに一方的にサービスを提供するだけの善良だけが取り得の家政婦の役割を担わされる結果になりかねない。

 立憲民主党も国民民主党も今では安倍政権を倒して政権を取り戻すという展望も覇気も執念もなく、ただ野党第一党という虚名を求めて、このコップの中で矮小な小競り合いをしているだけであって、安倍は参院選で敗北する心配などほとんどする必要もないほどである。恐れるに足る、いくらかでもまともなどんな政党も勢力も存在しないからである。

 野党共闘をするなら、一人区だけというのは真剣でなく、不真面目である。2人区、3人区でさえ実行しなければ本当の効果を上げられない。いっそのこと、かつての1930年代の人民戦線の経験に倣って、野党の〝統一名簿〟で闘うというやり方もある(もちろん、結局は失敗し、敗北した、そんなスターリン主義的戦術を推奨するということではないが)。

 そもそも17総選挙で手ひどく裏切られた、かつての前原一家の連中つまり現在の国民民主党のやからと連合するということは、17総選挙の時と同じように裏切られてもいいということか、裏切られない保障はどこにあるというのか。彼らを助けて国会に送り込んだら、また裏切られるのが関の山ではないのか。最近の国会でも、国民民主党が安倍政権に媚を売り、すり寄ったのは周知のことではないのか。参院選を前にして、労働者・働く者の目を恐れて玉木らがいくらか威勢よく左翼的に振舞ったからといって、彼らの本心や本性は明らかではないのか。

 いずれにせよ、立憲民主党や国民民主党などに甘い幻想を抱いて、また労働者・働く者の中にそんな幻想を広げる野党共闘は、労働者・働く者を裏切り、安倍と自民党を助ける許しがたい〝戦術〟であり、〝路線〟である。

 我が党は独自の断固たる闘いを貫徹し、大きな勝利を勝ち取って、安倍の心胆を寒からしめるとともに、そんな志位の裏切り的政治を実践的に粉砕して行かなくてはならないときである。

 我々の前には今なお、ありとあらゆる大きな困難がある。しかし我々は固い信念と決意をもって前進していくのみである。


【2面トップ】

2%100万票獲得をめざして
疾走する吉村候補(比例特定枠)

 最近の『海つばめ』に2号続けて吉村(邨)候補の奮戦ぶりが載りましたが、吉村候補から続きの報告がありましたので掲載します。獅子奮迅の活動ぶりで、大きな励ましと勇気をもらうことができます。わが党を支持し、応援する方々全員が吉村候補と同様に――獅子奮迅まで行かなくても、せめて〝猪突猛進〟で――闘うなら、百万票どころか、二百万、三百万の得票さえ可能です。吉村候補の闘いは、労働者・働く者のなかに、どんなに大きな自民党や安倍政権に対する怒りや憎しみがあるか、そしてそんな安倍政権と闘えない野党のふがいなさに対する深い不信と絶望があるかを示唆しており、我々の訴えや呼びかけが乾いた砂にまかれた水のように労働者・働く者の中に吸い込まれて行き得るかを明らかにしています。あらゆる逡巡や怯懦や日和見主義根性と決別し、労働者党の決然たる闘いに対する自信と信念を持って吉村候補に続いて決起し、総力を挙げて勝利に向かって進むように呼びかけます(編集担当)。 

①小学校(大阪市)の同窓会で、世話役の了解を得て来る7月参院選に立候補する旨、10分程演説。持参の弁士旗もその間掲げさせてもらう(級友が手伝ってくれた)。

 「みんなに初めて明かすが、大学時代から政治活動をしてきた、30歳代に2回市議選を闘った、落選したが供託金は取り返している。1回目の補欠選挙では3700を越す人が『吉村ふみお』と書いてくれた。現在10人に4人が非正規の労働者だ、半年や一年ごとの契約更新で低賃金、退職金もない、我々が社会に出た45年前こんな事態を想像できたか、自民党の政治のままでは、我々の子や孫に未来はない、私は比例区だが、参院大阪地方区では佐々木という者が立候補する、今から配布するパンフを是非読んでほしい」と演説。

②2月25日大阪京橋で大阪の組織と共同街宣参加。

③市職労元委員長宅訪問。故人になられているが夫人と話す。この方の娘は元同僚で現在は結婚退職していたが、夫人は私のことをよく覚えておられ、「吉村さんのおかげで娘は残業時間が随分減って助けられた、お世話になった、感謝しています」と言われる。

 昼休みも満足にとれない、夜10時過ぎまで連日の残業を強いられる等の相談を受けて労組で交渉したことがあったのを思い出す。また、この夫人の義理の娘も私の元職場の職員でもあり、労組員でもあったが、管理職昇任にあたり経営側から労組脱退の意向が示された時、「父(市職労元委員長)の遺言で『労組はやめたらいかん』といわれたので労組脱退はしません」と毅然とした対応をしたこと、亡くなられたご主人のおかげで我々の労組も助けられたことを夫人に話した(夫人は初めて聞いた由)。

④知り合いの開業医診療所訪問。診察時間帯だったが、「元○○診療所にいた吉村です、少しだけ先生と話したい」と受付で告げるとすぐ診察室に呼ばれた。30年前の市議選の際も訪問している。先生も覚えており、渡した吉村パンフを見て「前は労働者党の前に何かついていたが・・」と言われるので「市議選の時は社会主義労働者党でした、特に旧社会党や共産党が理想の国と宣伝してきたこともあり、社会主義はどうしてもロシア、中国のイメージがあります、これらの国は本来の社会主義でないと我々は一貫して言ってきていますが党名にこれがあると中身を検討する前に拒否されがちということを考えました。我々は国政選挙にも何度か参加しましたが、供託金が不当に高くしばらく国政選挙には参加できませんでした。しかし今回頑張って挑戦することになりました」等話す。「頑張って」と励まされる。

⑤かつて4時間労働制を掲げて闘った参院選後、「夢のような話だ。一度党首に聞いてみたい」と労組書記長から依頼をうけた私が当時の林委員長(現党代表)に要請し、その港湾関係の労組研修会で講演してもらったことがあった。

 彼らの仕事は外国航路の貨物船に乗り込み積荷の確認(どの船倉に何がどれだけあるか)をして船内で図面や書類を作成して承認するというものであり、一旦乗り込めば仕上げるまで下船できず、不規則かつ長時間労働を強いられる職場であった。

 彼ら作成の書類は出発時点での積荷の確認を証明するもので、長い航海を経た外国港で荷崩れがあった際の損害保険支払いの証拠となるため、彼らの仕事なしでは出航できないことになっていた。

 船には一人か二人が乗り込むので、港で彼ら全員がストライキをすれば労組員数は港湾荷役の労組員数より圧倒的に少なくても港全体の外国便がストップすることになる。実際、当時の春闘では彼らのストライキで新居浜港がたびたびストップし、荷主の住友各社を困らせていた。

 なお、労組上部団体は共産系であり、難色を示す上部の意向に反してストライキ闘争を行ってきたとは当時の労組書記長から直接聞いた話である。今回その労組で長く執行委員をされていた方の自宅を訪問したが、生憎不在で夫人に吉村パンフを託した。あと何人か元執行委員宅も回る予定。

⑥市内の銭湯で、知り合いに吉村パンフをお渡ししていた。この方にまたサウナで同席。「吉村さん、この前もらったパンフを、教員をしている娘に見せたところ、いいこと書いてある。応援したい、とにかく安倍はひどい、と言っている、もう何枚かくれ」と嬉しい反応あり。

 さっそく脱衣場で5部お渡しする。こんなこともあろうかと10部ほどは用意していた。また、脱衣場でこの方の知り合いがおられ、パンフを渡して「候補者はこの人」と紹介される。

⑦職場労組の会計担当執行委員の職場に、共済掛金を持参(退職しているので給与天引きできない故)。相手は休みだったが、同職場の非労組員から「選挙頑張ってください」と励まされる。吉村パンフは労組員しか配布されていないが、職場ですこしは話題になっていると思われ嬉しくなった。

⑧カンパしてくれた高校時代の友人と①の同窓会後待ち合わせて話す。在日2世の彼に連れられていった同胞経営の居酒屋では、韓国民主化運動で獄中10年の経験者二人を含む韓国若手弁護士達が在日の運動団体の斡旋で研修のため来日し、その歓迎コンパが開かれていた(友人の通訳でそういう集まりとのこと)。総勢15名ほど。

 友人に海つばめを渡したところ「憲法草案の『女性天皇を認める』、は天皇制廃止の立場からは論理矛盾だ、他の政党からそこを突っ込まれたらヤバイよ」と言われ、「大上段に廃止を言うのではなく、現行憲法の非民主主義的な面を取り上げて闘うということで、安倍の改憲策動に対して憲法守れの共産や社民、立憲民主とは違って、天皇制タブーを打ち破り議論のきっかけをつくる作戦である」と反論。 

 在日の受入れ団体の責任者(在日2世)は友人の知り合いでもあり、この責任者に吉村パンフの4で朝鮮の植民地支配の事実をなかったかのように言う歴史修正主義の安倍を批判している部分を示し、こういう主張をしている日本の政党であると説明し、私の名刺も手渡すことができた。

 相手は選挙権がないので票はあげられないけど読んでおくと答えてくれた。文政権のもとで韓国国民の政治運動の活発化を身近に感ぜられたとともに、日韓の労働者階級同士の連帯に発展させるまで、まずは日本の労働者の闘いの活発化を勝ち取らねばならない。

   

【2面囲み】

参院選闘争勝利に向けて
テーマ別に小パンフシリーズ刊行

 労働者党は参院選までの数ヶ月をさらに徹底的に闘うために、いくつかのテーマに沿った小パンフを刊行し、我々の労働者・働く者への浸透を図ることにしました。テーマは弾力的に選び、政治的、実践的な課題を中心に、数個のテーマで小パンフを刊行していく計画です。

 具体的には手始めに、現在社会保障の中でも最も困難で、しかも火急に解決されるべき課題として登場してきた介護問題――このテーマは数百万の有権者の、否、この国民全体の大きな関心を呼ぶテーマです――を皮切りに、さらに我々が提起している天皇制問題での憲法改定や、野党共闘はなぜ敗北に帰着するのかを明らかにするパンフや、女性解放とは何か、それはいかにして可能かという古くて新しい問題を扱うパンフ(実際には女性労働者への力強いアッピール?)、さらには我々は具体的に如何に活動し、労働者・働く者の支持を広げ、勝利につなげていくかという、きわめて実践的な指針ともなるパンフ等々を順次、継続的に刊行していく予定です。

 すでに介護問題を論じた最初の小パンフは印刷段階に入っており、闘いの有効な一つの手段として今月の20日には刊行されます。海つばめの読者の皆さんにも、こうした小パンフや海つばめや候補者パンフなどを贈呈という形でお送りする場合も多々ありますが、我々とともに力強く労働者党の闘いを労働者・働く者の深部にまで、広大な底辺にまで広く浸透させていくために協力をお願いします。 一応我々の出版物には定価はありますが、値段は弾力的に考え、カンパも含めて買ってもらうとか、場合によっては無料で――小パンフや海つばめなど安目の出版物の場合ですが――宣伝のために利用してください。働きかけに利用すべく、候補者パンフはもちろん、海つばめや介護パンフなど10部、20部とまとめて注文して戴ければ、郵送費こちらもちで全国に送付します。

   

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