【特集】
“スターリニズム経済学”の克服のために
宇野学派はマルクス理論への攻撃を止めよ
エンゲルス批判からマルクス主義の否定へ
エンゲルスの資本論修正をどう評価するか?
学者たちによる『資本論』歪曲を暴く
公認の“マルクス主義経済学”(富塚理論)の
虚偽を暴く
●1022号2006年7月30日
皮相卑俗なマルクス解釈
共産主義の淵源は旧約聖書?!――的場昭弘の『ネオ共産主義論』
(鈴木研一)
●1019号2006年6月18日
ブルジョア的俗論と折衷と
労働価値説排撃に執念――ベーム・バベルク「効用価値」説
(鈴木研一)
●1017号2006年5月21日
伊藤誠の“中国社会主義”論
“市場経済”への過大な幻想――矛盾、困難を願望でごまかす
(山田明人)
●1015号2006年4月23日
物価上昇の兆しは明白
奇妙な批判に反論する――対前年比の概念の意味するもの
●1013号2006年3月26日
ツガンの再生産論批判
価値補填無視の恣意的表式論――労働価値説否定の立場を反映
(田口騏一郎)
●1008号2006年1月15日
インフレとは何か
田口氏の問題意識に疑問――田口・林論争に寄せて
(平岡正行)
“スターリニズム経済学”の
克服のために
●山本二三丸の山田盛太郎批判
現代の過少消費説論者をも撃つ――山田理論は“共産党経済学”の最後の牙城
『海つばめ』第1003号(2005年11月13日)
●富塚良三の「均衡蓄積率」論批判
再生産表式の意義理解せず――社会的再生産も恐慌も無概念に
『海つばめ』第1004号(2005年11月27日)
●再生産表式の「三つの支点」
“単純”も“拡大”も本質は同じ――“困難”はTのV+MとUのCとの置換
『海つばめ』第1005号(2005年12月4日)
●伊藤武の富塚批判
結局は同一の基盤で反発――再生産の課題を需給関係に還元
『海つばめ』第1006号(2005年12月11日)
●空虚な伊藤武の「再生産論」
“素材置換”の意味理解せず――「貨幣資本還流」のドグマ振りまく
『海つばめ』第1007号(2005年12月25日)
●いわゆる「貨幣資本」を“物神崇拝”
再生産表式の意義を曲解――貨幣資本の運動を明らかにする道具と
『海つばめ』第1009号(2006年1月29日)
●スターリン、山田盛太郎から富塚まで
『資本論』第二巻の位置づけ――「恐慌論」を結びつけるのは基本的に誤り
『海つばめ』第1010号(2006年2月12日)
●「余剰生産手段」の無概念
素材置換を「蓄積」と強弁――富塚理論の根底を突く
『海つばめ』第1014号(2006年4月9日)
●第二形態から第三形態への「逆転」に難くせ
貨幣は価値形態論の範囲外か――富塚のマルクス「価値形態論」批判
『海つばめ』第1016号(2006年5月7日)
●富塚『価値形態論』はいかに無意味か
問題は「貨幣」の必然性の理解――現実の関係を“当為”の関係にすりかえ
『海つばめ』第1018号(2006年6月4日)
●富塚の「価値形態論」の根底
無意味な同義反復ではないのか
――購買者の価格づけを「価値形態論」に仮託
『海つばめ』第1021号(2006年7月16日)
宇野学派はマルクス理論への攻撃を
止めよ
●青木孝平の所有論/田口騏一郎
マルクスの理論の無理解と歪曲――資本主義的生産関係から目をそらす
『海つばめ』第972号(2005年1月9日)
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●田口氏の批判に答える/青木孝平
「労働にもとづく所有」は将来社会の理念たりうるか?
『海つばめ』第977号(2005年2月27日)
●「本源的所有」について/田口騏一郎
『海つばめ』第977号(2005年2月27日)
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●青木孝平の宇野学派的空論/林 紘義
マルクス主義批判を隠して――理解不能の“ジャーゴン”はやめよ
『海つばめ』第978号(2005年3月6日)
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●「労働にもとづく個人的所有」論/田口騏一郎
果たして資本主義の“理念”か――青木氏の反論に答える
『海つばめ』第979号(2005年3月13日)
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●根底はマルクス主義の否定/鈴木半一
――青木氏のコミュニタリアニズム
●混乱した「個人的所有」の概念/佐々木
――階級関係もあいまい化
●階級闘争と無縁な経済学/杉原信夫
――反面教師の青木理論
『海つばめ』第980号(2005年3月27日)
エンゲルス批判から
マルクス主義の否定へ
●宇野の“純粋論理”主義(林 紘義)
「商品経済史観」への空っぽな批判
『海つばめ』第966号(2004年11月7日)〜968号(2004年11月28日)
●黒田寛一のエンゲルス批判(林 紘義)
宇野理論に学べとわめきつつ――「マルクス歪曲」は黒田自身のことだ
『海つばめ』第969号(2004年12月5日)
《資料》2004年労働者セミナー『エンゲルスの再検討』報告
――「労働者セミナーの一総括」――
エンゲルスの資本論修正を
どう評価するか?
エンゲルスは『資本論第三巻』を出版するにあたり、読者に断わることなく、独断でマルクスの原稿の重大な修正を行っていた。それは正当であり、妥当であったか、という極めて重要な問題が今、提起されている。
《資料》2003年労働者セミナー「エンゲルスの『資本論』修正を問う」報告
・エンゲルス修正の不当性明らかに
待たれるマルクスの草稿出版――労働者セミナーの議論の要点
・労働者セミナー総括の一視点
2巻21章をどう理解するか――「マルクスの試行錯誤」論はピント外れ
学者たちによる『資本論』歪曲を暴く
●インテリたちを監視せよ
はびこる『資本論』のえせ解釈
――エンゲルス修正問題を好機として/林 紘義
『海つばめ』第1012号(2006年3月12日)
●伊藤武、宮川彰の空虚浅薄な“マルクス主義”
中世の“スコラ学”と同等のレベル
――マルクスの“方法”や理論内容と無縁/林 紘義
『海つばめ』第1011号(2006年2月26日)
公認の“マルクス主義経済学”
(富塚理論)の虚偽を暴く
――不破共産党の理論的一支柱
●富塚の価値形態論批判/林 紘義
1.巧妙に隠された物神崇拝意識
――根底にケインズ主義的“需給論”
『海つばめ』第1024号●2006年8月27日
2.富塚の「回り道」とマルクスの「回り道」
――価値関係は「逆の関係を含まない」か
『海つばめ』第1025号●2006年9月10日
3.「第二形態」は逆転できない?
――『資本論』の初版こそ正しいと主張
『海つばめ』第1026号●2006年9月24日
4.「交換過程論」によるドグマの“完成”
――「一般的等価」は商品所有者の“意欲”
『海つばめ』第1027号●2006年10月8日
5.「回り道」も「共同作業」も別の意味
――俗流意識をマルクスの言葉で語る
『海つばめ』第1028号●2006年10月22日
●富塚良三の「余剰生産手段」と「均衡蓄積率」の観念
――それが過少消費説とケインズ主義に帰着する必然性
(林 紘義)
『プロメテウス』第49号●2006年10月
《資料》2006年労働者セミナー
『公認の“マルクス主義経済学”(富塚理論)の虚偽を暴く』
――不破共産党の理論的一支柱
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