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1.チェルヌイシェフスキー■「何をなすべきか」
レーニンも愛読
2.ツルゲーネフ■「父と子」
すべてを否定――新しい革命家像
3.ゴーゴリ■「外套」
あわれな小官吏の生活――作者は満腔の同情を注ぐ
4.ネクラーソフ■「デカブリストの妻」
偉大なる革命の詩――専制の犠牲者に熱い愛情
5.ゴンチャロフ■「オブローモフ」
支配階級の退廃を描く
6.トルストイ■「復活」
傾向性と芸術性を両立―― 支配階級の腐敗全体を告発
7.ドストエフスキー■「貧しき人々」
不幸な人々へ深い同情――ヒューマニズムの限界も示す
8.ゴーリキー■「母」
労働者の聞い描く――学ぶべき教訓は無限
9.マヤコフスキー■叙事詩「レーニン」
ロシア革命叙事詩――詩の全てを「攻撃する階級」=プロレタリアートに捧げて
10.ショーロホフ■「静かなドン」
革命と内乱期描く――動揺する中農の側から
11.ソルジェーニツイン■「イワン・デニソビッチの一日」
スターリン時代を告発――だがその限界も明らか |
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1.ハイネ■「アッタ・トロル」
本質は革命詩人……マルクスらも高く評価
2.ハウプトマン■「はたおりたち」
労働者の蜂起描く……しかし自然発生性に拝詭
3.レマルク■「西部戦線異常なし」
最高の反戦文学……戦争の無意味さを描く
4.ブレヒト■「屠殺場の聖ヨハンナ」
革命的共産主義を擁護……共産党は当時まだ革命的だった
5.アンナ・ゼーガース■「死者はいつまでも若い」
一時代を自覚的に描く……擡頭するナチス、労働者の生活や抵抗
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1.ヴィクトル・ユゴー■「(一七)九三年」
大革命を描く……ヴァンデの反乱を背景に
2.ジュール・ヴァレーズ■「パリ・コミューン」
最初のブロレタリア革命を描く……パリ・コミューンの栄光と挫折
3.エミール・ゾラ■「ジェルミナール」
資本と賃労働の死闘……第二帝政時代のフランス労働者の生き様
4.アンリ・バルビュス■「砲火」
戦争の悲惨・大衆の覚醒……フランスの側からの反戦小説
5.ロマン・ロラン■「魅せられたる魂」
闘いの時代の真の人間ドラマ……人間主義から共産主義へ
6.エレンブルグ■「パリ陥落」
人民戦線の裏切り……しかし作者は人民戦線を支持!
7.ルイ・アラゴン■「レ・コミュニスト」
共産党員を理想化……混乱と動揺をものともせず |
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1.A・J・クローニン■「星は地上を見ている」
労働者一家の運命描く……イギリス石炭労働者と労働党の生きた歴史
2.ジョージ・オーウェル■「動物農場」
スターリン主義を諷刺……動物たちに人物を重ねる
3.ヘミングウェイ■「誰がために鐘は鳴る」
スペイン内乱の劇的な描写……作者の自由主義的立場を反映
4.スタインベック■「月は沈みぬ」
ナチ侵攻への抵抗……労働者人民は屈伏せず
5.ウィアリム・ヘッリク■「スペインに死す」
国際旅団の闘い通して……スペイン内乱の事態を暴露
6.アンドレ・マルロー■「希望」
スペイン内乱を描く……“正規軍”同士の戦闘として
7.ヴァスコ・プラトリーニ■「貧しき恋人たち」
イタリアの民衆の抵抗……“前衛”の弱さも反映 |
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1.アプトン・シンクレア■「ジャングル」
すさまじい“暴露文学”……資本の下でほろびる労働者群
2.スタインベック■「怒りの葡萄」
資本のジャガノートへの告発……滅ぼされた農民たちの姿を描く
3.コールドウェル■「タバコ・ロード」
貧窮農民(プーア・ホワイト)を描く……1930年代のアメリカ南部の一断面
4.ドライザー■「アメリカの悲劇」
アメリカの階級制度を暴露……小説としては上出来ではない |
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1.アンドレマルロー■「人間の条件」
中国革命の“悲劇”……1927年の上海を舞台に描く
2.老舎■「駱駝祥子(ロートシャンズ)」
“純”労働者小説……挫折した北京の車夫の一生
3.魯迅■『阿Q正伝』
封建中国を告発……だがインテリ的立場を出ず
4.茅盾(マオトン)■『子夜(真夜中)』
資本家諸層の死闘……国民党支配崩壊の予感 |
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1.金芝河(キムジハ)■「五賊」
反朴闘争ののろし……金芝河を金芝河たらしめた詩
2.パブロ・ネルーダ■「チキカマタの夜」
チリ人民の苦悩を歌う……しかし、民族主義をこえず
3.ホセ・ソンブレ・ブイグ■「ベルチリヨン一六六」
キューバ革命の前夜を描く……労働者の闘いと苦悩を反映
4.エメ・ア・アストウリアス■「緑の法王」
米国大資本を告発――中南米の「法王」として君臨 |
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